Cyber Tera

ガジェット系・ウィルコム系ブロガー

第5話 あっタマきたッ

リンは大学でメグミという女の子と出会う。しかしいきなり友達になろうと迫るメグミにとまどいを隠せない。そこへゴーマ怪人「口紅歌姫」が現れてメグミを連れ去ってしまう。リンと亮はメグミを追いかけるがゴーマの襲撃に遭う。口紅歌姫はこれまでの怪人より強力なパワーでダイレンジャーを圧倒する。亮は口紅歌姫の剣撃で腕を痛めてしまう程だ。リンが突進するも口紅歌姫の放つ「歌唱天 歌姫爆裂波」を喰らい崩れ落ちる。しかしその際に宙に舞ったダイレンロッドが口紅歌姫の顔に傷を付ける。怒りに我を忘れた口紅歌姫は巨大化し一気に片を付けようとする。ダイレンジャーも龍星王を召喚して迎え撃つが、亮の片腕が利かずに必殺技が出せない。その隙をついて口紅歌姫が悪魔聖歌隊を召還し、その中にはメグミの姿もあった。悪魔聖歌隊の放つ歌に加え、ゴーマ3幹部まであらわれ妖力攻撃で龍星王は絶体絶命の危機を迎える。が、亮の意地で必殺技大風車斬りを放ち口紅歌姫とは相打ちとなった。傷ついた龍星王はいずこへと去っていった。

本部に戻ると、導師カクが倒れていた。龍星王はダイレンジャーだけでなく、導師カクの気力をつかって動かしていた事を知る。メグミを助けられなかった事を悔やむリン。そんなリンを残し、連れ去られた女の子達を探しに行く将児達であった。冷静さを失ったリンは辺
り構わず気力を放つ。大五に止められていったんは納めるが、その後光の弾と鳳凰の幻を見るのであった。導師カクはその幻の正体は天宝来来の玉であり、それが現存する証ではないという。その間にまたしても口紅歌姫が現れ亮達は苦戦を強いられる。遅れてリンも参戦するが、その実リンをおびき寄せる為だと口紅歌姫は言う。口紅歌姫に立ち向かうリンであったが、体が言うことを利かない。口紅歌姫の剣がまさにリンの体を裂こうとしたとき、リンの体はいずこへと消え去った。導師カクはリンは中国に飛ばされたのだと直感する。シャダムもそれに気付いたのか一時退却するのであった。

続く

今回はダイレンジャーの紅一点、リンが主役の話。口紅歌姫はリアルで見てたときやたら強いイメージがあったけど確かに強い。あと女性タイプの怪人は結構貴重だったりする。ダイレンジャーにもやはり女性キャラを攻撃するのは人権問題とかでうるさいのだろうか、単に話が作りづらいだけなのか。実際ダイレンジャーにも6体しか出てこない。これでもシリーズ全体だと多い部類にはいるだろうな。ダイレンジャーの怪人は殆どが人間体を持っているから。

顔に傷を付けられたことで半狂乱を起こす口紅歌姫をガラがたしなめるのだが、ガラにそれを言う権利はないと思うのだ。理由は今後明らかになるんだけどね。むしろ、自分に思い当たる過去があるからこそ、同族嫌悪に陥っているのかもしれないが。

それと、取り乱すリンを将児がお前は冷静じゃないって取りなす将児がいいね。ブルーはサブリーダの色だけあって、サブリーダーとしての自覚に目覚めてきたのかな。