Cyber Tera

ガジェット系・ウィルコム系ブロガー

  • Air 第三話 こえ 〜Wisper〜

(前回からの続き)
佳乃を追いかけた往人と観鈴は一瞬ススキ野原に飛ばされた。神社に戻ると聖に出くわし佳乃は家に帰ることとなった。往人はバイト代を貰いそびれたことに気がつき聖の診療所に戻ると佳乃が豹変している様を盗み聞きする。往人は何も言えず帰って行くのだった。

翌日、観鈴の送り出しも聖の診療所を掃除しているときも往人は佳乃のことが片時も頭から離れない。そんな中、佳乃の飼い犬ポテトが行方不明になったという。必死の捜索のさなか佳乃の手首に巻いているスカーフの話を聞かされる。往人は予感めいた物を感じ学校でポテトを発見する。

帰り道佳乃は昨晩のことは全く覚えていないという。そして母を早くになくして姉の聖と父との3人で暮らし、父もやがて亡くなったという。一人で佳乃を育ててくれた聖、そして佳乃を生んだせいで早死にした母に申し訳が立たないという。往人は母は謝られて嬉しい親はいないという。往人の母は空を飛ぶ少女を捜して亡くなった。往人が家に戻ると観鈴は体調を崩し寝込んでいた。晴子と観鈴は相変わらずどこかよそよそしい。

翌日、観鈴は夢の中で時間をさかのぼるような感覚を覚えるという。夕方にはいつものようにみちるとじゃれ合う。美凪とみちるにも人形劇を披露してみる。美凪にも往人の母と旅の目的の話をしてみるが、美凪はすべて分かっているような反応を示した

往人は家に帰ってからも美凪の言葉が頭から離れない。そんな最中聖が佳乃がまた姿を消したという。神社にいた佳乃に往人が近づくと、佳乃は往人の首にてをかけた

(続く)

あらすじを書いてもおもしろみが伝わってこない。筆者に文才がないのか。
話数が少ないせいかKanonよりテンポが速いな。

  • Air 第四話 はね 〜PLUME〜

佳乃は少女とは思えない力で往人を絞め殺そうとするが、観鈴の妨害でかろうじて一命を取り留める。聖は佳乃に異変が起こった夜の出来事を話すのであった。

それは佳乃も聖も幼かったある夏祭りの夜、佳乃は何かに誘われるがまま神社に奉納されている羽に触れる。その時点では何も起こらなかった翌日から奇行を起こすようになったという。ある日佳乃は診療所のメスで手首を切って自殺を試みようとする。そのとき聖はバンダナを託したのだ。羽の正体は神主ですら分からないという。

翌日、観鈴は夢の中で悲しんでいたという。美鈴を送り出した後ゴミあさりをしているみすずと会い歩いていると美凪と母が話している様子を目撃する。美凪は母のことを夢のかけらだと称した。診療所では佳乃は元気だった。しかし夕暮れになると佳乃は置き手紙を残し姿をくらました。空を飛ぶ人を探すためという。

神社で見つけた佳乃は神社で血を流し倒れていた。しかし佳乃に外傷はない。往人は佳乃の胸に件の羽を置き、念を込めるとシラホとなのる女性が語りはじめた。

それは遠い昔の話であった。彼女は夫との間に手首にアザを持った子どもを授かる。夫は出征し生死不明となり、手首にアザを持った赤ん坊は汚れていると忌み嫌われ、彼女は村を出る。流れ着いた村では平和に暮らしたが、やがて村に流行病が訪れる。子どもも病に倒れるが村人は親子が病を持ち込んだという。医者は子ども生け贄にしろというが彼女は子を殺すことが出来ず代わりに自殺して果てた。
舞台は現代に戻り佳乃の基に母の霊が現れ、佳乃は母に生んでくれたお礼を言うことが出来た。

幻は終わり佳乃は正気に戻った。羽のことは分からなかったが佳乃は佳乃の魔法で決着を付けることが出来たのだ。

母の所には行けなかったというのは、きっとまだこの世界には来るなということ。いつか来るときは来ようがそれまでにたくさんの喜びを見て欲しい。