- ワイヤレスジャパン2009に行ってきた
というわけで東京ビッグサイトで開催された、ワイヤレスジャパン2009に行ってきた。付いたのが3時前と時間があまりなくあまり観られなかったのが残念
まず向かったのはウィルコムブース。Willcom Core XGPについてのセミナーを聴くが、これといって新しい情報がなかったのは残念(まあもともとそういうのがメインじゃないし)。HDカムコーダーからの映像をほとんどコマ落ち無く流していたのは流石だと思ったが、試験サービスで使用している商用基地局ではなく、イベント用の特設基地局だと聞いてがっかり。ウィルコムの説明員の人と話もしてきた。以下内容を箇条書き
- 現行PHSとのデュアルバンド式端末、FOMAも加えたトリバンド端末の発売は未定。
- 試験機をPCカード型にしたのはチップを搭載できるスペースと消費電力の関係。ExpressCardだと幅が足りないし、USBだと消費電力が足りない
- サービスの詳細については一切未定。正式サービス開始後も初期段階では法人向けが中心になる
- MVNOについてもどことやるかは不明。ただしUQWiMAX同様MVNO自体はやることが義務づけられているのでやる。
- XGPの販売についてもどうするかは未定(現状のウィルコム販売網を使うのでは?)一応そういう方向でも話は詰めている。
といったところ。やはり結構突っ込んだ話が出来るのは楽しい。
次に隣にあったAbitというメーカーのブースを見てみる。ウィルコムブースの隣にあったのとPHSとXGPの名前があったので気になったのだ。
ここは赤耳ことRX420ALの製造元アルテルの親会社でもあり、わりと縁の下の力持ち的な役割が大きいようだ。とはいえ、なかなか面白い物も出展していた。
これはワンセグの電波を送信する装置で、これさえあれば複雑な免許申請なども必要なく誰でも放送局になれるという物だ。
使用例として、今まで美術館や博物館で解説音声を流す端末を来場者に渡していた。しかしこれを使えば端末を貸し出さなくても来場者の手持ちの携帯電話のワンセグ機能を使って説明を聞かせることが出来るようになるというのだ。
ちなみに自分もWillcom 03で受信しようとしたら上手くいかず、おサイフケータイの機能を使って設定することが出来ると言われたがWillcom 03にはおサイフケータイの機能がないため説明員の携帯を借りて見ることが出来た。ウィルコムは早急にワンセグ機能とおサイフケータイを搭載した機種を出すべきだ。WX340Kにワンセグを載っけたようなので構わないから。
(続く)