Cyber Tera

ガジェット系・ウィルコム系ブロガー

  • 倒産発生品 その2

Willcom NSの感想第二弾。入手経緯は[id:mortal:20101116]を参照。


インターフェイスは充電/パソコンとの接続用micro USB端子にW-SIMスロット、2.5mmφイヤホンジャック。

W-SIMスロットは元々頻繁に抜き差しされることを配慮してか特に蓋などはついていない。またW-SIMが入っていなくても電源が入らなかったりすることはないのでmicroSDのデータを参照したり、無線LANを使ってのネット接続は可能。

イヤホンジャックが汎用性の低い2.5mmというのはいただけないな。といってもイヤホンが必要になってくる場面というのはほとんどないのだが。MP3やMPEG4の再生に対応しているわけでもないので。YoutubeはみられるのだけどCPUのパワーが足りないのか無線LAN接続してもコマ落ちするし。

ウィルコムの端末は現在ほぼすべてがmicro USBを採用しているのだが、充電周りの仕様がばらばらで充電ケーブルは専用品を使わないといけないのだ。他社のようにこの辺の仕様を統一してケーブル自体は別売り位のコスト削減をした方が良い。このあたりのコスト意識の甘さがウィルコム倒産の遠因だろう。

ボタンのたぐいは電源スイッチが下面にある以外は物理的なボタンはなく、画面のタッチパネルと画面下にあるタッチセンサーで操作する。


で、左にあるボタンがメニュー、右にあるボタンがWEBサイト閲覧時に前のページに戻るだ。中央にある棒状のセンサーは単にWEBサイトの拡大縮小しか機能が無く、てっきりノートパソコンに搭載されているトラックパッドの様にカーソルキーを呼び出して操作できるものと思っていただけに少々肩すかしを食らう。画面を横向きにも出来るのだが画面のスクロールキーとして使うことすら出来ないのも不便だなあ。