Cyber Tera

ガジェット系・ウィルコム系ブロガー

なぜ中国人は銀座を目指してしまうのか。

  • あわや場外乱闘

銀座の松坂屋ラオックスが出来たというので行ってきた。
ラオックスの本店は数年以上前から外国人向けの店に変貌しつつあった。日本人向けのザ・コンピュータ館と外国人向けの本店という風に棲み分けているのかと思いきやザコンが無くなったので秋葉原ラオックスアソビットシティを除いて外国人向けの店になってしまった。
それが中国の蘇寧電器傘下に入ってからさらに加速していった。
銀座店もその路線で行くのかと思いきや美容家電に広く場所を取っている以外には普通の家電量販店にまとまっていて逆に驚き。中国人を中心とした海外向けコーナーももちろんあるのだが、日本人向けの売り場が半分以上を占めているのだ。

すぐ隣の有楽町にはビックカメラがあるのでこれで大丈夫なのと逆に心配になってしまう。それに対する報復なのかは不明だがビックカメラは子会社のソフマップを通じて秋葉原に免税専門館をオープンさせている。

ちなみに来店客に粗品を配っていたが、どうやら対象になっているのは松坂屋会員でラオックス会員が対象ではないらしい。6月にもラオックスの新宿WATCH.で2万弱の腕時計を買ったんだけどねえ。

松坂屋銀座店は立て替えを予定しているそうで、そんな場所にわざわざ出店するあたりに中国商人のしたたかさを感じる。ビーナスフォートもそうだがうまくいけば増床、失敗すれば立て替えを理由に撤退すれば傷口は浅くて済む。そしてWATCH.は元々他社の収益力のある店舗を買い取ったと。

ちなみに銀座には松屋石丸電気が出店しているそうだが、どんなものかと思い見に行ったらすでに退店していた。ラオックス石丸電気秋葉原だけでなく銀座でも繰り広げられるかと期待していただけに少々残念。

ちなみに両社の会員カード。