Cyber Tera

ガジェット系・ウィルコム系ブロガー

第1弾


PENTAX *ist(初代)、だれもデジタル一眼レフカメラとは言っていない。PENTAX *istで検索をしてもほとんどがデジタルカメラ*ist Dシリーズの話題ばかりで初代の話題はほとんど見かけない。フィルムカメラ(アナログカメラ)の*istがミヤマ商会新宿店で中古6000円で売られているのを見て、結構フィルムでも使えるレンズ持っているし、フィルム(フルサイズ)での実力を見てみたかったので購入に至る。箱なし取説付きで目立った傷や汚れもないのでまあお買い得だったのではないかなと。これについているレンズが単品で6980円というのをマップカメラで発見したのでレンズ代としても十分おつりが来る。ペンタックスフィルムカメラって古いものは結構見かけるのだが、比較的最近の機種になるとなかなかお目にかかれず、古い機種でも結構高価だったりするのでこの値段で買えるのはありがたい。

その後新宿界隈をうろつくも、結局いつものマップカメラでレンズのリヤキャップやらカメラ本体のマウントキャップ、銀塩フィルムといった小物を買っていく。このカメラに使う電池はCR2というタイプなのだが、パナソニックの逆輸入品が一本280円だったので思わず飛びつく。通常だとその倍はするから。普通の単3乾電池が使えるとありがたいんだけどなあ。一応単3乾電池の使用を可能にするバッテリーグリップの設定もあるのだが、この機種の最大の特徴である軽やかさを失わせるものだし今から手にはいるのかどうかも不明。フィルムも業務用のをばら売りしていて一本180円と言うから驚き。コダックのSUPER GOLDというタイプのISO感度100と400を一本ずつ試しに買ってみる。


ちなみにこのカメラ、色がシルバーなのでもしやと思いsmc PENTAX DA35mm F2.4 ALのシルバーをつけてみたらまるでこのカメラのために存在するかのようによく似合う。塗料が同じものを使っているからなのだろう。実際はDA(デジタル専用)レンズなので使えないはずだが、FA35mmF2ALの光学系を流用しているという噂なので、実際に使ってみて報告したいと思う。smc PENTAX DA40mmF2.8 Limitedなんかは周辺部が多少ケられるだけで普通に使えるという話も聞くので。

さて、*istシリーズはおろか、ペンタックスフィルムカメラの系譜はこれで終わってしまうのだが、そのデザインや思想は昨年発売されたK-xにまで引き継がれることとなる。昨年デザインを一新したK-7が発売され、今年に入ってそのデザインを踏襲した入門機K-rも登場し、なで肩デザインの*istシリーズの系譜にようやく終止符が打たれることとなった。