Cyber Tera

ガジェット系・ウィルコム系ブロガー

第2弾

  • こちらも最終幕

コンタックスブランドの最後となったデジカメ、CONTAX i4R。その魅力は何と言ってもこの凜とした佇まいにあると言っても過言では無かろう。ソフマップドットコム(通販)で買った中古なんだけど、難あり品ということで電池のストッパーが折れていて、電池蓋で無理矢理電池を押さえつけているという状態であるとの説明があった。しかし実際に届いたものをみてみると、かなりの使用感があってやはり通販で中古は避けた方が良いかなと思わざるを得なかった。実際にみて使用感があってもまあ割り切って買えるんだけどね。

性能的にはサイズの問題もあって単焦点。しかも35mm換算で39mmと画角は狭め。ちょうどこの当時ってワイドレンズが流行る前で、ワイドが欲しい人はリコーを買ってねという時代であった。F値は2.8と当時のコンパクトデジカメとしては明るめだが、暗い場所には弱い印象。デザインの問題かISO感度を上げたがらないからなのかよくぶれる。実際ISO感度を200や400(最大)まで上げると絵が荒れる。

画質はやはり5年も前の機種になるので最新機種と比べるとお世辞にも良いとは言えないが、さすがにカールツァイスのレンズを名乗るだけのことはあって、Planar T* 1,4 50mmやDISTAGON T* 2,8/25mmといったカールツァイスの一眼レフ用レンズが出す絵にどことなく似ているというか、空気感を感じることは出来る。