Cyber Tera

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さて、今月に入って無料期間が終わり、料金が発生するようになったEdion Kual NET(エディオンクオルネット)WiMAX用端末、Uroad-7000を1ヶ月以上使ってみてのまとめ。詳しい仕様はこちらのメーカーサイトを参照のこと。

まず本体の質感だが、はっきり言って安っぽい。しかも特に防汚加工や傷がつきにくくする加工はしていないため、指紋やら傷やらがつく。ポケットの中に適当につっこんでおくと傷だらけになるのでそういうのを気にする向きはお金を払ってAtermWM3500Rを買った方が良いと思う。まあただでもらった物だしあまり文句を言うのも筋違いか。

次に使い勝手だが、NECと違ってらくらく無線スタートの様なボタン操作で認証する仕組みは備わっていないので、IDとパスワードを手打ちする必要がある。パソコンならともかくニンテンドーDSPSPでは少々面倒か。あと充電端子が独自規格というのもいただけない。NECだと汎用のUSB端子を採用してるが、この機種だと独自の端子を使っているので予備が欲しかったり無くしたりするといちいちメーカーから取り寄せないといけない。電池が交換できるのは好印象。NECだとAterm3300Rでは出来るのに新機種のAterm3500Rでは出来なくなっているからね。電池の持ちも悪くない。ただし使わないときにはマメに電源を切っておかないとすぐになくなるので注意が必要。電池を外して電源コードをつないだ状態でも使うことが出来るので、家で使うとき電池を消耗させたくない向きにも安心だ。

この機種特有の問題ではないが、エリアはまだまだ狭い。屋外ではさほど問題はないが、地下はほぼ全滅。開業当初のPHSが地下でも使えることを高々とうたい文句にしていたのとは大違いだ。YOZANPHSを買収した理由の一つにPHSのアンテナ資産を謳っていたが、何となく分かった気がする。

まとめとしてはあちこちにコストダウンが見え隠れする物の、特にこだわりのない人なられで十分じゃないかなと言ったところ。電源が取れれば電池を外しても使えるので持ち運ばず据え置きで使いたい人にはお勧め出来る。