Cyber Tera

ガジェット系・ウィルコム系ブロガー

  • 許される人、許されない人

世の中には何をしても周囲から許してもらえる人と、些細な事でも徹底的に非難を浴びる人というのがいる。この両者に横たわる壁はなにか。自分は許されない人だから。

Twitterでは愛嬌の違いと書散らしたが、なにもそれだけじゃないよね。

重要なファクターは愛嬌、諦観、威圧感と言ったところか。

愛嬌があれば何となく怒りの対象になる事がなくなるし、何を言っても無駄と判断されれば、何も言われなくなる。これは見放されているという事で、あまり好ましい事ではないと思われがちだ。しかし、立場がある程度固定されているなら、むしろ諦観をもたれた方が得だよね。見返りもなく無駄に責任ばかり持たされるなら、むしろ何も言われず何も責任を押し付けられない方が楽。昔魔方陣グルグルという漫画があって、そこに出てくる道場主が主人公に、どうせダメだから期待せずに死ぬ気でがんばれなどと言い放つシーンが有るが、努力ができるのはそれに対する見返りを期待するからで、何もないのに努力だけしろなんて俗人にはできないよ。職場にも呆れるほど働かない人いるけど、独特のふてぶてしさを持っているから、周囲に何を言っても無駄と思い込ませているから許されちゃってるんだよね。そういう立ち回りのうまさ、技術には憧れる。

威圧感というのも大事。持って生まれた才能。この人を敵に回したらまずいと思い込ませる、それが根拠なく出来れば理想。単純に顔が恐いとかでも良いんだけど、そういう大物感とも言うべきものがあればいいよね。