Cyber Tera

ガジェット系・ウィルコム系ブロガー

  • Air 第5話 こえ

往人は母の夢を見た。母は翼を持った少女は海に行きたかったがいけなかったという。
観鈴を送る道の途中、観鈴は昨日誰かに閉じこめられる夢を見たという。人形劇は受けた物の相変わらず稼ぎにならない。夕方に廃駅で夕涼みをしている美凪達の所に行く。美凪の父はかつてこの駅の駅長で美凪は建物の鍵を持っていた。美凪は瓶に入った星の形をした砂をみちると往人に授ける。時間が来て一緒に学校に行くが観鈴は既に帰った後のようだった。
美凪は往人を天文部に誘う。天文部といっても部員は美凪一人だけだが。夜も更けて美凪を家に送ってやるが、美凪の母はなぜか美凪をみちると呼ぶのであった。

観鈴の家に帰ると観鈴は机に突っ伏して寝ていた。夕食を食べて二人でテレビを見ていると観鈴はトランプがしたいと言い出す。トランプを用意しはじめた観鈴は突然泣き出した。タイミング良く(井上ワープ?)家に帰った晴子によれば、観鈴は誰かと仲良くなりそうになると発作を起こすのだという。往人はいったん家を出ることにした。観鈴の送り向かいはこれまで通りするとのことで、美鈴を送り出す途中、晴子は実は観鈴の母親ではなく、叔母だという事実を明かされる。廃駅にはいつもと違い美凪がいない。不審に思った往人は美凪の家に行こうとするが、みちるはなぜか拒否する。一人で美凪の家に行くと、美凪の母は往人のことを覚えておらず、娘なんていないと拒む。井上ワープで現れた聖によると、美凪の母は精神を病んでいて、美凪は流産したみちるというもう一人の子どもだと思っていたという。みちるは本当はこの世にいないことを知ると、娘がいたと言うことまでも頭の中から消え去ってしまったようだ。

所謂萌えアニメとしては不幸すぎるというか、悲劇が続いていく。Kanonが受けたのでより挑戦的というか、思い切ったことをしているのが伝わってくる。Kanonはなんだかんだで無難な学園物だがAirでは主人公を風来坊に設定してヒロインも3人にするなど前作のヒットからより異色の世界を生み出している。

しかし今回で一番不幸なのは佳乃ではないか。なにせ後ろ姿のみの登場でほとんど背景と化しているからだ。姉の聖は出番も多く台詞もあるというのに。

  • Air 第6話 ほし star

衝撃の出来事からやがて夜が明ける。往人は美凪とともに廃駅で暮らすことにした。

観鈴が今日見た夢はある人と海のことを話していて、いつまでも言葉を覚えていたかったという。夕暮れ廃駅に戻ると美凪は父のことを話してくれた。父はみちるが流産した後離婚し違う女性と結婚したという。翌日仕事をさぼってうろついていると聖の診療所で美凪の母を目撃する。美凪の母はどうやら記憶を取り戻しかけているという。そこで往人は一緒に旅に出ようという名目で美凪を家に連れて行く。美凪と再会した母は記憶を取り戻し、ただ泣き崩れるだけだった。廃駅に戻った往人はみちるの正体を知る。みちるは翼を持った少女(観鈴?)の羽を貰って現世に現れた美凪の妹だったのだ。

美凪はみちるを母に会わせることにした。夕食を囲んだみちるは母に自分の正体を告げようとするが、言えなかった。母もそのことは見透かしていたようだがあえて語ることはなかった。一夜限りの幸せの食卓を終えるとみちるは往人達の前から忽然と姿を消す。往人は学校の屋上にいることを悟り美凪とともに駆けつける。みちるは翼を持った少女を案じ、現世にいるその子を大切にして欲しいと往人に託し、いるべき世界へと帰って行くのであった。みちるが消えた空には花火が輝いていた

美凪は夏休みを利用し父の基を訪れることにした。父が再婚相手との間につくった子どもの名は・・・

観鈴の家に帰った往人の目の前に現れたのは倒れた美鈴の姿であった

(続く)

美凪&みちる編終了(早い)。田村ゆかりが声を当てているキャラは立場は違えど他のヒロインを守ってやれと主人公に言うのは変わらないのね。佳乃は相変わらず背景だった。主役編が終わったからといってその時点で無かったことにされるのはどうかな。

みちるがあの世へと帰るシーン、日が完全に沈んでいるが夜にはなっていない曖昧な時間という表現は素直に感激。背景があまりにも美しすぎる。タイトルがAirだけに空気感へのこだわりは半端ではない。京都アニメーションがこれだけネットで讃えられているのも分かる。アイドルマスターも(以下略)