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マイケルムーア監督の華氏911を観た。
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さて、映画の感想だがなかなかグロテスクな映像が入っていたり、きれい事では収まっていないというか、日本の左翼系の反戦論よりも一歩突っ込んだ内容になっていて見応えがあった。
向こうは政治思想ももう少し骨がありそうな感じがした。日本は右も左もつまらない人ばかりだ。左翼はアメリカの悪口、右翼は朝鮮半島の悪口を言っているだけに見える。おまけに瀬戸某みたいな詐欺師までいるし。
こう書くとアメリカかぶれと言われそうだが、イラク戦争の現実を見せつけられると、アメリカに生まれなくて良かったとも思う
息子をイラク戦争に送った母親が反戦運動は昔は嫌いだった言っていた辺りはなかなか興味深い。彼女はかつて息子を否定されているような気がして許せなかったのだそうだ。

映画の内容とは関係ないが、2時間の映画を観ることがだんだん苦痛になっているような気がした。アニメや特撮は30分番組で実質20分程だからそれになれると2時間の映画はきついかもしれない。