Cyber Tera

ガジェット系・ウィルコム系ブロガー

  • 時代の流れには逆らえぬ

最近、自分のHybrid W-ZERO3の調子がおかしく、Xcrawl(ジョグダイヤル十字キー)が下に入りすぎたりW-SIMの認識が悪かったりする。修理の見積もりに出してみるとなんと46800円もかかるとのことなので、新しいウィルコムスマートフォンに換えるにしても換える先がない上、同じ機種ももう生産終了になってしまっている。そこで、ウィルコムは普通の電話機タイプ(世間で言うところのガラケー、この言葉って2ちゃんねる用語だとばかり思っていたが、この間ヨドバシカメライーモバイルコーナーを冷やかしていたら派遣のお兄さんが普通にこの言葉を使っていてびっくりした)に換えてスマートフォンは他社のものを持とうかなと。元々スマートフォンとやらに対して思い入れというか執着はない。ただ快適にパソコン用のWEBサイトやTwitterMixiといったコミュニケーションサイトが見られればいい。その選択肢として有力なのがスマートフォンと呼ばれているものだと言うだけの話。

さて、それならば素直にiPhoneにすればいいと言われそうだが、iPod touchiPadといったiOS搭載端末を使っていて大きく不満に感じた部分がある。それは矢印キーがないこと。矢印キーがないため、誤字脱字の多い自分が文章を推敲する際に、訂正する部分をいちいちタッチ入力しなければならないのだが、それが非常にやりづらい。画面の大きなiPadならいざ知らず、画面が小さなiPod touchでは思わず投げつけたくなる。結局iPod touchは手放してしまった訳だ。

正直、androidのことはあまりよく分かっておらず、iPhone型のほとんどの動作をタッチパネルでやらせるタイプでは十字キーがソフトウェアキーボードでも用意されているか分からなかったので、無難に物理キーとして十字キーが用意されているIS11SHに行き着いたわけだ。それに小さい画面でのタッチパネルでの文字入力がそこまでやりやすいとは思わないし。フリック入力が出来るようになれば別だろうが。ブラインドタッチが出来ない自分に果たして出来るようになるか分からないし、そこまで労力を割くのもなんだしなあ。

前置きが長くなったが、自分の人生初となるandroid端末批評いってみよう。まずは大手デジモノ系ブログによくある開封編から。

スマートフォンは同梱物が少ないとはよく耳にするが、この端末には紙の印刷物がずいぶんと同封されているぞ。また、micro SDカードの2GBが同梱されていた(買ったときに装着して貰った)が、充電器は別売りとなんだかちぐはぐ。SDカードなんてこの手の端末を買う層なら大容量のものを別に買うだろうし、むしろ従来の端末から使い回しの効かない(au標準プラグからmicro USBプラグに変わっている)充電器こそ同梱すべきでは。まあ自分の場合はHybrid W-ZERO3/WILLCOM 03用のものが使い回せたが。もちろん保証外の使い方なので何かあっても自分は責任を取らない。

質感はプラステックそのもので、高級感とは無縁だが、塗装は割としっかりしてそうなので長くつきあえるかも。液晶画面を覆うアクリルパネルもしっかりとしたものを使っているため液晶保護シートはまだ貼っていないがそれほど目立つ傷はない。S003のパネルはそれはもろかった。

スライドを開いてみるとこんな感じ。文字削除ボタンが十字キーの真下になかったりと一般的な携帯電話のキーボードとは若干配列が違うので初めての人だととまどうかも。

電池蓋は裏蓋全体が電池蓋になっているWILLCOM LUの様なデザイン。背面パネルにつなぎ目がなく見栄えよくまとまっている。micro SDカードスロットは明らかに頻繁な抜き差しを考えていない華奢な作り。ここはHybrid W-ZERO3と同じだな。まあ同じシャープ製だし。

これで、IS11SH導入、外観編は終わり。続いては機能編に移りたい。

AQUOS PHONEIS11SH 機能編その1 http://d.hatena.ne.jp/mortal/20110725