Cyber Tera

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  • ここに来て方針転換

ソフトバンク、「iPad mini」と第4世代「iPad」の価格と料金発表
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20121129_576197.html

 iPhoneAndroidスマートフォンで、フラット型のパケット定額サービスに加入する場合、3つの特典から1つを選べる。1つはiPad miniiPad(第4世代)のWi-Fiモデルを購入する場合で、24カ月間、毎月1200円の割引(2年で計2万8800円)が適用されるというもの。2年間利用することで、iPad miniの16GB相当の割引を受けられることになる。

iPadWi-Fi版で割引が受けられるというのは意外。今までソフトバンクモバイルは回線契約数に関して並々ならぬこだわりを持ち、契約数水増しと揶揄されるようなフォトビジョン等のモジュール端末のバラマキも辞さなかった。ソースは失念したが社長の孫正義氏も契約者数の増加は倍数ではなく乗数で利益を拡大出来る的な発言をしていた。そういった動きは他社にも波及し、今やドコモの方が純増数を意識した政策をとるようにすらなった。キッズケータイとセットで2回線MNPすれば一括0円だとかキャッシュバック大幅増額等という異常とさえ言える政策を打ち出す始末。だから自分はソフトバンクモバイルだけが特段悪辣とも思わないし、所詮大手3社は同じ穴の狢。逆に破綻前のウィルコムが水増しさえせずに純減の醜態を晒していたのは商売のセンスが致命的に欠けていたとしか言いようがない。

さて、ここまで回線数にこだわった政策を打ち出してきたソフトバンクモバイルが回線数にカウントされないWi-Fiモデルの拡販政策を取るとは、果たしてどういった意図があるのか、気になる所だ。