- ニートスズキこと斎藤智成氏、努力を語る
冒頭の努力だけに価値はない、努力なんてどうでもよく結果がすべてだという事には一理ある。確かに努力それ自体には何の価値もない。オリンピックやワールドカップで努力しましただけでは意味が無く、戦績を残さなければならない。会社でも営業や販売なら売り上げという形で努力を示さなければ意味がない。
しかし結果を出すためには努力が必要なわけで、そのために努力しろと言われるわけだ。努力それ自体に価値がないというのは野球選手がドリブルの練習をしたけど勝てませんでした、努力したので認めてくださいといっているのと同じ（実際にはそういう練習の仕方があるのかもしれないけど話が面倒になるのでそれは除外してね）。
この話で問題があるのは締めで私は努力をしているなんてことを言い出していることだ。今まであまり意味がないといっておきながら最後に努力をしていますでは話がおかしくなる
他の動画で他人と違う生き方を認めないのは日本の横並び社会が悪い*1とも言っていたが、彼は人と違うことそれ自体で叩かれているのではない。以前紹介した高橋がなり氏のブログにもあった、20?しか風船をふくらませられない人だから叩かれているのだ。人と違ってなおかつ優れて意味がない。CLANNADの古川早苗のパンが売れないのと同じ。彼女の作るパンは確かに人とは違っているが味が悪いから売れていないのだ。
もし人と違うと言うことだけで価値を認めなければならないのなら、それこそ秋葉原通り魔殺人事件の加藤智大容疑者とかにも価値が有ると言うことになってしまう。普通の人は秋葉原の歩行者天国にトラックで突撃して刃物で通行人を殺したりはしないからだ。人がしないことをしたので世間は俺を認めろといっても誰も認めたりはしないだろう。
もっとも氏はタレントなので、あえて矛盾した話をして注目を集めようという魂胆なのかもしれない。そうなると2ちゃんねるのニートスズキスレ住民や筆者は所詮彼の手のひらの上で踊らされているのに過ぎないのかもしれない。
