BAUMは今時の携帯電話にしては珍しく付属品が充実している。他社の携帯ではほとんど別売りになっている充電器はおろか充電用のスタンド、はたまたPCとの接続ケーブルまでついているのだ。もちろんこれらは入っている方が利用者からすればありがたいが、一方でウィルコムのコスト意識に対する甘さも見え隠れする。充電プラグはmicro USBに統一したのだからいっそ充電ケーブルも共通充電器も別売にしてコストを浮かせる努力が必要ではないか。海外でもmicro USB規格を採用した携帯は多く、やりようによっては安く調達できるはずだし、それをさらに同梱せず別売すればさらにコストが浮かせられるはずだ。充電スタンドなんてそれこそ使いたい人だけが使ってくれと言うことで別売りに。
USBケーブルについてもそう。現在ウィルコムを利用している層は現在パソコンなどについてある程度知識がある層か、通話定額に惹かれて入った学生層と利用者の層が極端に乖離している。この機種の場合対象が後者なのだからUSBケーブルを同梱しても宝の持ち腐れになってしまうのだがら同梱せず別売りオプション扱いにすればコストが浮いたはず。AirH"Phoneの時代からウィルコムなら通話もデータ通信も両方低廉な価格で使えるというのが売りだったが、いまはもうそういう時代でもないはず。
実際は同梱されていた方が実際の利用者のことを考えてはいるんだけどね。そもそも充電器が別売りというのもなんだかおかしい気がするし。
あとはCD-ROMか。iPodもソフトをインターネットから落とさせる方式だからそれでもよかった気がする。それにゼロインストールできるデータカードが増えている中CD-ROMでドライバをインストールさせるのは少々時代遅れな気がする。もちろん電話タイプの端末でゼロインストールできる機種はないんだけどね。そこをやってのけてこそウィルコムだろうと。もちろん学生がメインターゲットならそんな機能はいらないだろうが、どうせUSBケーブルを同梱させるくらいならそこまでやって欲しかったなと
