Cyber Tera

ガジェット系・ウィルコム系ブロガー

  • Air 第一話 風 〜Breeze〜

この物語の主人公、国崎往人は放浪の旅人。今日もある村で子ども達を相手に人形劇を披露するも、まるで受けず人形を蹴り飛ばされた挙げ句空腹のあまり行き倒れになる。2日間眠り続けた彼はある少女と出会う。珍妙な味のジュースを勧めたり遊ぼう等と言ってやたらまとわりついてくる少女を不審に思うが、夕飯をごちそうしてくれると言うことで家に転がり込む。その珍妙な少女は神尾美鈴と名乗った。一宿一飯をあずけようとした美鈴であったが、母親の晴子に反対されてしまう。話すうちにそれなりには気に入ったらしく、美鈴の世話をすることを条件に往人を家に置いておくこととした。

翌朝、美鈴を送り出した往人は珍妙な動物に人形劇を披露するが、その動物に人形を持ち去られてしまう。追いかけていった先で霧島佳乃と名乗る少女とである。彼女は「魔法が使えたらって思ったことないかな」と意味深な言葉を残し去っていった。

美鈴とともに村を歩いていると廃駅跡でシャボン玉で遊ぶ遠野美凪なる少女と、その少女を慕うみちるに出会う。往人はみちるの突撃が腰に直撃し一触即発(いや、発しているか)の状態となった。往人とみちるはしばらくカンフー?、でじゃれるのであった。

この回は主要なヒロインの顔見せ回といった趣。個人的には観鈴の母晴子が気に入っていたりする。ああいう強い女性がふとした瞬間に見せる女らしさ、みたいなのがグッと来るのだ。

  • Air 第二話 まち 〜Town〜

往人の母は翼を持った少女を捜していたという。そして今、往人もまた母の残していった言葉と人形を道連れに当てのない旅を続けていると観鈴に語った

晴子はいつものように酒盛りをはじめる。その際にナマケモノの人形をプレゼントされる。観鈴の「がおー」という口癖に付いても語られる。この親子はどうもよそよそしい様子であった。いつものように観鈴を学校に送り出した後ある診療所の前で人形劇をはじめると、佳乃との思いがけぬ再会。ここの女医は佳乃の姉で霧島聖といった。成り行きで診療所の雑用係となるのであった。観鈴の下校を待つ間に出会った幼女にナマケモノを押しつけ、やがて現れた観鈴とともに帰る。観鈴は最近観たという不思議な夢の話をした。

往人は聖に頼まれて佳乃の弁当を学校に届けることになる。その途中どこかで見たことのある人*1に佳乃が倒れたという話を聞くが、無事で一安心。帰り道にはまたしてもみちるの襲撃に遭うが、流れで美凪に人形を直してもらえることに。そして夕暮れ時、往人は観鈴のまとわりつきにいらだつが、だんだんと心を開いていく。聞けば今日は観鈴の誕生日だという。せめてもの甲斐性を見せようとするもお金は手に入らない。そこを通りかかった変な男にケーキを貰い、ささやかな誕生会を開くのであった。夜には二人蛍を眺めていると、うつろな姿の佳乃を目撃するのであった。

*1:Kanonの三人。ちなみにわざわざ声も堀江由衣國府田マリ子飯塚雅弓らが声を当てている。ゲームはともかくアニメはこっちの方が古いのに