Cyber Tera

ガジェット系・ウィルコム系ブロガー

第3話 魂ちょうだい!

キリンレンジャー・知が演歌を聴きながらドライブをしているときのこと。横からテンマレンジャー・将児がバイクで挑発。二人のスピード対決が勃発することとなる。しかしいよいよ勝負も佳境を迎えたところで小学生マサオ君(非モテ論壇のMasaoではない。)を危うくひきそうになる。慌てて競争を辞め平謝りするも、マサオの姉カオリは許そうとしない。名前と電話番号まで聞き出す始末であった。
その夜、マサオ宅に怪しげな人影が・・・。ゴーマ怪人「鍵道化師」である。鍵道化師はマサオの魂を奪うと逃亡。明くる朝、カオリは知と将児を病院に呼び出し、マサオが動けなくなったのはあんた達のせいと詰め寄る。知と将児は病院の帰り道に車に襲撃される。将児はさらに中から現れた人形におそわれる。
このことを本部に報告する二人であったが、シシレンジャー・大五以外のメンバーは全く取り合ってくれない。仕方なく大五だけを連れてカオリの元へ向かうが、カオリもまともに取り合ってはくれず、知と将児は投げ出してしまう。大五だけは残り、カオリの話を聞くが、再び鍵道化師が子供を襲う姿を目撃する。追いかけると人形が現れ、今度は大五とカオリがおそわれる。人形が逃亡した先を突き止めると、そこには奪った魂を人形に吹き込む鍵道化師の姿があった。単身シシレンジャーに転身して鍵道化師と戦う大五であったが鍵道化師は可なりの強敵。さらにゴーマ3幹部まで現れ大五は袋叩きにされてしまう。ボロボロになった大五に見せつけるかのようにカオリの魂を奪う鍵道化師。遅れて亮達も現れるが既にゴーマが去った後であった。(続く)

今回は大五の自己紹介話。生真面目な大五は一人でも果敢に立ち向かう勇気も兼ね備えた正義のヒーローにふさわしいキャラクターである、通常スーパー戦隊ではブルーがサブリーダーだが、今作ではグリーンのシシレンジャーがサブリーダーだよな。性格的に。そもそも正義のヒーローが悪党を追いかけるでもなくスピード違反とはいただけない。シグナルマン(カーレンジャー)に逮捕されるぞ。

鍵道化師を演ずるはベテランスーツアクター日下秀昭。せりふ回しも上手でゴーマ怪人特有の胡散臭い雰囲気が十二分に画面から臭ってくる。人間体でもキレのあるアクションを見せつけてくれるのもベテランスーツアクター、ならではである。