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サクラ５ようやくクリア。エンディングテーマが秀逸。このメンバー声優陣含め初めはどうかとも思ったが凄く歌が上手いね。特に３と比べるとメンバーの歌唱力の差は歴然。エンディングテーマは歴代最高かも。
最初はジェミニでクリアしようかとも思ったが、信頼度が足りなかったのでダイアナでのエンディングを見た。
ダイアナの中の人は声質は三石琴乃に似ている感じ。ただ声が裏返るところが何だか違和感を感じる。演技自体は悪くないんだけど。
あとエンディングでのヒロインとのシーンが短いね。ムービーは長いんだけどそれ以外のシーンが短い。デートに出かけるとかして欲しかった。

全体の感想としては今回はブロードウェーが舞台と言うことで、さらにミュージカル的な盛り上がりを見せるかと個人的な期待は高かったが、実際はミュージカル的な部分は弱いかな。最初に主人公の大河がミュージカルを見るというムービーがあるがそこでも歌を入れて欲しかった。折角歌の上手いメンバーそろえているのに。
ただやり始めれば夢中になって一気にやりきれる感じ。サジータとか昴は初見はギャルゲーのヒロインとしてはどうよと思ったがやってみると味わい深いキャラだね。黒人の美少女キャラって不思議の海のナディア以来か？
そういえばこの二人のキャラ造形についてはアメリカで出すことを考えて作られたとか。サジータは黒人がいないと人権問題になるからで、昴には黒髪で目が細くて背が低い、これは向こうの人から見た日本人像そのものなんだそうだ。
もっともこの話ってソースが２ｃｈだからあまり当てにはならんが。

あとこのゲームの二大要素の一つである戦闘シーンだが、全体的に難易度が上がったね。サクラの戦闘だからってなめてかかったら結構痛い目にあった。
負けなくてもボコボコ離脱していくし。
まあゲームとしてはこの方が解きがいがあっていいんだけど。
新要素として追加された空中戦は摩天楼のビルの谷間でドンパチやるようなのを期待していただけに肩すかしを食らった。ただ空中戦と地上戦を同時進行で行うというのはいいかも。

総じてキャラクターごとのエピソードがもっと欲しかった、もっと歌を入れて欲しかった（PS2の片面二層ディスクなら９．４GB入るらしいのでDCのGD三枚組よりさらに大容量なんだし）など消化不良な部分もあるが、全体的な満足度はかなり高い。前評判がよくなかっただけに余計そう感じるのかもしれないが。エンディングテーマのおかげかもしれない。総司令のサニー曰く「終わりよければすべてよし」

サクラ大戦V ~さらば愛しき人よ~ 通常版