華氏911の感想続き
マイケルムーアは前作のボーリング・フォー・コロンバインでも指摘していたんだけど、アメリカは今恐怖による支配を受けているのだそうだ。常にテロの脅威、銃犯罪などの恐怖をテレビ番組ですり込まれ、CMでは口臭があると異性にもてない等と常に恐怖をあおり立て消費に誘導し、怯える人々は強い指導者を求め、結果為政者は都合の良い方向に事を運べるのだそうだ。
アメリカが恐怖なら日本は絶望によって支配されているな。今年春にあったガソリン税の暫定税率の見直しなんていうのがその典型。道路利権なんて大したことではない。あれだけ反発があっても押さえつけてお上には逆らえないと言うことを国民に深くすり込ませたわけだ。